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2009年 10月 06日
今回旅の行き先はいろいろ考え、、、ふと、イスラム圏に行こう、と思いつきました。体験したことのない文化圏に身をおいてみようと思い。
イスラム教は7世紀メッカに始まり各方面に広がって行く、アラブ人の侵攻とともに西の方へも進出し、アフリカ大陸の西北端モロッコにまで行き着いた。 行き着いた先っぽにあったせいか、後からフランスの統治を受けたせいなのか、モロッコはイスラム圏の中では比較的厳格ではないらしい。なので初めてのイスラム圏、にしては幾分安心感もあった。 さて、イスラムといえばモスクだ。街中ではモスクと礼拝を中心とした日常がかいま見える(あたりまえか、、)。とは言え、街を歩いていても最初はこれがモスクか、ということにあまり気づかない。慣れてくると、大小のモスクがあちらこちらに目につくようになる。 そこには決まった時間になると、次から次へと男たちが集まってくる。当然のように女性はいない、完全な男社会。やんちゃそうな若者達(・・モロッコでは(なのかな?)割合若い人が多い印象だった)も神妙な面持ちで靴を脱ぎ、中に入って礼拝を始める。なんだか条件反射的な動きにも見えた。 残念ながら非イスラムはモスクに入れない。仕方なく門から覗き込む。 ごちゃごちゃ規則性のない外部に対して、モスクの中はまったくの正反対。列柱・アーチの連続する規則的な空間が現れる。このアーチやドームを可能にするのが、小さなタイルの世界。曲面は幾何学の構成により見事に細分化され、分割と反復が可能となった。そこには色とりどりのタイルがはめ込まれ、美しい色鮮やかな空間が作り出されていた。 写真は、フェズのカラウィンモスク。 so1architect. 山崎壮一建築設計事務所ホームページ
by so1yamasaki
| 2009-10-06 01:18
| モロッコ紀行
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